料理のプロたちが抱えていた「従来品への不満」を見事に解消した13点です。当然、使い勝手は「高度に進化」しています。 有元葉子さん ありもと・ようこ●料理研究家。雑誌の企画、編集に携わった後、料理研究家としてレシピ本を出版。近著に『有元葉子 春夏秋冬うちの味』(暮しの手帖社)。 有元葉子さんが不満を抱いていた調理道具は、まな板、トング、へら。どれも基本的でシンプルな道具ですが、有元さんの視点で生れ変った3点の使い勝手はどう変ったのかと言うと……。 有元葉子の正方形まな板26センチ 有元葉子のステンレストング 有元葉子のシリコーンへら 松田美智子さん まつだ・みちこ●料理研究家。近著に『65 歳からの食事革命』(文化出版局)。 調理道具の目利きとしても知られる松田美智子さんがフライパンに感じていた不満は、「持ち上げようとすると重い」でした。 松田美智子の自在鍋 松田美智子のうばざくら鬼おろし ウー・ウェンさん うー・うぇん●料理研究家。中国・北京で生れ、1990年に来日。近著に『蒸しものお粥』(高橋書店)。 「大きくて重くて使いづらい」……そんな中華調理器具の不満を解決するため、料理研究家のウー・ウェンさんが軽量&コンパクトにつくり直したのがこの2点です。 ウー・ウェンのワンズパン 蒸炒鍋 ウー・ウェンのワンズナイフ 浜内千波さん はまうち・ちなみ●料理研究家。近著に『免疫力が上がる2品献立』(主婦と生活社)。 ごらんのとおり、広げると据え置き型に引けをとらない収納力で、たたむと16センチ幅の省スペース。浜内千波さんの合理的な調理論から生れた水切りラックです。 浜内千波のたためる水切りラック 杉内滋さん すぎうち・しげる●日本スペシャルティコーヒー協会委員。 ハンドドリップ競技会で10年以上審査員を務めてきたコーヒーのエキスパート杉内滋さんと調理器具メーカーの老舗、マーナが開発した、初心者でもおいしく淹れられる2点です。 杉内滋のドリップケトル 杉内滋のドリッパー(ガラスサーバーつき) 秋元さくらさん あきもと・さくら●日比谷にあるフランス家庭料理レストラン「モルソー」、オーナーシェフ。 秋元さくらのレードル&ターナーセット 新原光太郎さん しんばら・こうたろう●日本茶専門店「すすむ屋茶店」店主。 秋新原光太郎のすすむ急須