人間関係の老いるショック
『ある会で「今年88になりました」と自己紹介すると、皆さん「おめでとう~!」とパチパチ。次の方が「私も88になりました」と言うと「えっ若い! 綺麗ねえ、おめでとう」とパチパチ。複雑です』
『テレビでおじいさんの街頭インタビューを見た夫「こんなに頭白くてしわしわで俺と同い年。老けてんなー」と同意を求める。同じくらい白髪だししわしわだよと思いながら「そうだね」と言っておく』
『会社の後輩(女)から更衣室で「生理ナプキンを持ってませんか?」と聞かれる。明らかにダメでもともと顔。ロッカーから埃まみれの予備(今は不要)が出てきたのであげると微妙な顔だった』
『15年ぶりの中学校クラス会、元親友から「お前いくつになった?」と聞かれる。確か君と同じだと思うが』
『妻と銀座に絵を見に行く。大学時代の友人に出会い「娘さんですか」と聞かれた』
『好みの先生が趣味の会にいて、目が合うと胸はドキドキ、顔が赤くなってしまう。先生にそーっとお歳を伺うと私より56歳下。孫と同級生だった』
『73歳の夫は、都合が悪くなると「80のジジイにさせる事か!」と年齢を勝手に切り上げている』
『94歳の父は過去のことはすべて「昨日」と言い、夜8時過ぎは「夜中」として話すので、いつのことなのかよく分からない』
『整形外科で検査結果を聞きながら“この先生は何故こんなにゆっくり話すのだろう”と思っていたが、帰宅してから分かった。そうか年寄り扱いされたのか』
『久しぶりに会った同年代の親類、なんと5人が心臓病。薬の多さを競い合う』
『病院の待合室で窓の外の雑木林に狸が見えた。大きく手を(狸に)振っていたら周りの人に変な目で見られた』
『75歳の母が突発性難聴に。心配して電話すると「血液検査をして、ドクターが貧血ですねって言ったのに“そう、金欠なんです、いつも金欠なんです!”って言っちゃって。なんか聞こえなくてさ」とゲラゲラ笑っていた。大事なくて良かった』
『入院中の夫に「一人住まいは寂しいわ」と話したら「あんたの旦那さんどうしているの?」だって。ひっくり返りそう!』
『老人ホームへ97歳の昔の上司を訪ねたら「ここは年寄りばっかりで話が合わん! やはり若い人はいい!」と78歳の私を喜んでくれました』
『初孫を抱いて自撮りしてみた。画面にピカピカの赤ちゃんと謎のおばあちゃんが写っていてビックリした』
『永年集めてきた骨董品を棚に整理していたら、孫が来て「おじいちゃん、廃品を出す日はあさってよ」と言った』
『電車の中で「おばあちゃま、どちらまで?」と話しかけられた。付近に年配の人はいない。私のこと?』
『十数年ぶりに会った後輩が気をつかって、全然変わってないですねと言ってくれた。それはそれでショックだよ』
『一歳年下の同僚から「私たちも歳取りましたね?」と言われる。大学時代の服が着られるし意識してなかったのに、他人からは老けて見えると気付いて悲しい』
『夫が話しかけてきてくれるが、何を言ってるのかさっぱりわからない。テレビのアナウンサーの話はとても良くわかるのに』
『見覚えのあるお顔、ご近所の方なら失礼と念のため会釈してすれ違う。直後、後ろで黒山の人だかり。超有名な芸能人だった。クヤシー』
『小生92歳です。先日散歩の途中小雨となり、急ぐので大学の校庭を通ったところ何かにつまずき転びそうになりました。手足を使いバランスを取ったつもりですが、その姿がおかしかったのか女生徒らに大笑いされました。ショックも受けました』
『ランチ会で友人が「聞いた話だけど」としてくれた旅行談にへぇ~と感心。帰宅して「あれ、前回私が話したやつだ」と気付いた』
『待ち時間が長いと病院で老人が怒るのは見慣れていたが、昨日は「何でこんなに年寄りがたくさんいるんだ?」と老人が怒鳴っていた』
『手作りものをネット販売してます。問合わせの電話につい「帳面を見てみます」と答えてシマッタ。メールでは若者言葉でやりとりしてたのに……』
『改札機の投入口にパスモを入れてしまい大慌て。駅員さんが中から取り出して、パスモは使えますよと優しい言葉をかけてくれて涙』
『6歳の孫が最近あることに気づく。「ひーひー婆って女やったんかぁ」。ちなみに孫よ、ばあば(わたし)も女ばい』
『久しぶりに知人に会う。「太った?」と訊かれると、ガックリする。「痩せた?」と言われると心配になる。マジマジと見られると不安になる』
『スポーツジムで「ケイポップ」のダンス教室に初参加。楽しい~。先生が「初めてと思えないくらい上手」と他の人を褒めたのに、わたしには「お身体大丈夫でしたか?」だって』
『久しぶりの外食。向かいに座る夫を(老けたなあ)と見ていたら「お前も年取ったな」と一言。同じことを考えていたとは!』
『大谷翔平のカッコいい写真を友人(野球音痴)に送ったら「イケメンの息子さんですね!」と返信がきた』
『オバさん4人で喫茶店へ。ウェイターに「ウィンナーコーヒー」と注文したら「みんなコーヒーですね」と返された』
『駅前で選挙の立候補者が市民に朝の挨拶中。おじいさんが何やら話しかけているので聞き耳を立てたら「マイナポイントはどこでもらえるんや」。候補者はかなり困っていた』
『5分前のこともきれいに忘れるようになった父(94歳)。私のことも分かるまいと、お見舞いに行き開口一番「わかる?」と顔を指差したら、即座に「鼻」と答えた』
『オナラが自覚なく不意に出てしまう。おびえていたら、おしゃべりしながら堂々とオナラしている人生の先輩が。これで良いのだなと安心』
『友人の質問に「それなら知ってる!」と説明を始めたが、途中で質問を忘れてしまう。友人に聞くと「えーと、何だっけ?」。もう何でもいいよね!』
『家電売り場で店員さんと話が盛り上がった夫。「クニはどこ?」と聞いて「え、日本です(怪訝顔)」と答えられていた。分かんないよねえ、若い人に「クニ=故郷」なんて』
『「お若い頃は~(〇〇だったんですか? などが続く)」から会話を始める人がいてショック。言い返すのも大人気ないし、とりあえず黙殺する』
『いちご狩りで夫を探すと、受付の列に知らない女性と並んでいた。呼ぶと大慌て、私と間違えずっと話しかけていたらしい。その女性の隣に旦那さんがいたのに、なぜ気づかない……?』
『娘が俺の前で着替えるようになった』
『ショッピングモールで前を歩く夫に「ねえ」「ちょっと」「あなた!」と声をかけても振り向かない。仕方なく「オイッ!」と呼んだら、前の男性が数人振り返った』
『頻尿が進みオムツデビュー。施設入居の父に会うたび、心の中で『じつはオレもだぜ』と呟いている』
『アメ横で買い物したら「おばあさん、これ安いよ」と言われた。大阪ではモレなく「オネェさん」なのに。カルチャーの違い?』
『玄関先で母(86歳)と同年齢のご近所さんが長話。お互いに同じ話を交互に繰り返しては「へえそうなの!」「はぁすごいねえ!」としきりに感心し合っている。素晴らしい』
『何となく自分は40歳くらいのつもり。40、50代の人にもいつも敬語で話していたら「あの人は本当に腰が低い」と言われた』
『セール品を持ってレジの列に並んだら、上のほうの監視ミラーに同じTシャツを持つお婆さんが映ってた。猫背でショボくて貧乏くさい、明日は我が身と切なくなったが、レジの番が来てそれが自分と気付き愕然』
『お隣の奥さん(80代)が「鍵を無くした。携帯も中、娘に電話もできない」と外でウロウロ。施錠してない窓から中に入ってと頼まれる。怖かったが脚立で登って入り、玄関の鍵を開けてあげた』
『ランチの時、友人に「マスクのゴム跡がクッキリついてるよ」と笑われた。友人はマスクの四角い跡がきれいについていた』
『信号で転んでしまい、親切な女性が駆け寄ってきてくれた。「袋から飛び出したのが納豆でよかった。卵だったら大変よねアハハ」なんて咄嗟にペラペラしゃべり出した自分が信じられない』
『郵便局で私の番になったら局員さんが局内全体に響く声量で話します。「まだ耳は大丈夫、よく聞こえますよ」と言いました』
『最近は手も握らなくなった夫婦だが、仲良く行動することと言えば、お互いの背中に湿布を貼ること』
『孫からの贈り物の素敵なタオル。もったいなくて使えずにいたら「おばあちゃんが使わないで死んじゃうほうがもったいない」と孫に諭された』
『コンビニで会計を待っていると3歳くらいの見知らぬ子が「じいちゃんこれ買って」と差し出した。せめてばあちゃんと言って欲しかった』
『コンビニで精算を終えた家内が後ろに並ぶ見知らぬ男性に「お父ちゃんこれ持って」と袋を手渡していた。オレはここ(出口付近)にいるのに……』
『前回のワクチンで副反応があったと医者に告げると「お若いですねえ~」と。何か嬉しくなった』
『月に1度は毛染めをしないと枯れすすきのようになって哀しい。後頭部の禿げ具合は同年代の友人を目安にして自分を励ましている』
『スーパーの荷台でエコバッグへの荷詰めが遅くなった。隣はもう3人も替わっているのに』
『むかし母が鏡を見ながら頬のお肉を手で持ち上げてはため息をついていた。今は私も同じことをやっている』
『コミュニティバスに乗って来たおばあさん。運転手に「このバスは極楽へ行きますか?」と聞くとあっさり「行きませんよ」。極楽湯というスーパー銭湯のことだと後から分かった』
『トランプの神経衰弱で負けて泣いていた孫から、今では取れるコツを教わる』
『自転車にぶつけられ転倒、周りの人が携帯電話で救急車を呼んでくれる。「年代ですか? 40代くらいです」と伝える声が聞こえ、痛いが口元は微笑んでいた』
『白内障の手術をしてよく見えるようになった母(80歳)が、医師に「自分の顔より娘のほうがシミシワが多くてびっくり」と言っていた。かなりショック』
『二人の孫の将来の夢は、姉(10歳)作家、弟(7歳)生き物博士だそうだ。「おばあちゃんは?」と聞いてきた弟に姉がすかさず「おばあちゃんは今が将来なの!」。ショゲる~』
『「もみあげが清原っぽいね」と言われる。もみあげが白髪ってことね……』
『職場前のなだらかな坂道でも息が切れる。若い同僚に話したら「坂道なんてありましたか?」と言われ愕然とする』
『訃報欄で母(89歳)の友人らしき名前を見たので母に電話した。「え~!もしそうなら必ず本人から連絡あるはず」だそうです』
『一緒に歩くといつもすごく遅れていた母が今日はあまり遅れない。筋力がついた?ちがう、私の脚力が低下していたのだ(泣)』
『パスポート写真を撮りに行った。店員に「キレイに撮ってね」と言ったら「証明写真ですから修整はできません」ですって』
『散歩中、ツルピカ頭のお爺さんに名字を呼ばれる。父はだいぶ前に亡くなりましたと答えたら、なんと私の同級生だった』
『誰からも70歳そこそこにしか見えないと言われる私。新しくグループに入った女性に仲間が「こいつ(私)いくつに見える?」と聞いたら「85歳くらいかな」と。ショックで家に帰ってすぐ鏡を見た』
『スマホの予定表に覚えがない“〇〇さん”の書き込みが。誕生日と思い込んでお祝いメッセージを送ったら「返信迷ったけど今日は夫の17回忌なの。気にかけてくれてありがとう」と返信が。や、優しい……』
『年寄りっていつも病気のことばっかり話してると若い頃はイライラしていたのに、今では友人と会ってもスマホでも病気の話ばかり』
『帽子を被ってマスクをし、サングラスも掛けマフラーにコート。最新のブーツをはいているのに電車に乗るとなぜか席を譲られる。なぜ分かる?』
『主人の “これやって!”が最近少しずつ増えてきて、今では全部私の仕事になっている』
『職場で若い若いと言われ、自分でもその気になって気を良くしていた10年前の私。クラスで一番聡明な女の子(2歳)が真面目な顔で「ねえねえ、せんせーって、おばあちゃん?」と聞いてきた』
『夫の寝息が長いこと聞こえてこないので近寄ってみるとまだ生きていた。今日は夫がこちらの顔をのぞきにやってきた。たぶん同じことを考えている』
『朝、上司(女性)の眉が片方しか描かれていなかった。一日中そのままだった。誰も言えなかったようだ』
『6歳児の娘(隣に座っている)の視線を感じた瞬間「たいへん!パパの鼻毛が白くて気持ち悪い」と泣き出した』
『「携帯においはいを更新しろというメールが来た」と知人(76歳)から相談を受ける。途中でお位牌ではなくWi-Fiと気付いた。滑舌怪しいと聴力怪しい同士は意外に会話が続く』
『ワクチン接種会場で若い男の子に「あなた中学生?高校生?」と話しかけたら「ボク50歳です」と。うーん、50歳以下はもはや区別がつかない』
『バスに乗ったら運転手に免許返納を後悔していると訴えるお婆さんがいた。身につまされた』
『職場に19歳の女の子が入ってきてあまりの輝きにクラクラ。ニコッと笑われると敗北した気がして嫌になります』
『連れ添って数十年。近ごろ主人の癖が気にかかりひとこと言いたくなる。若い頃は気にならなかったのにネ』
『中学時代の交換日記を発見。最初の頃は「好き」とか書いていた彼女が途中から「ずっといい友達でいようね」などと “友達 ”を強調していたことに気付く』
『遠くの看板文字がよく見えず目を細めていたら「何見てんだよ、ジジイ」と通りがかりの中学生ににらまれた』
『最近口が達者になった7歳のひ孫。「ママはババア、ばあちゃんはクソババア、ひい婆ちゃん(私)は先祖!」と言われた』
『相手が知らなくて自分が知っているのは、相手がバカなのではなく、相手が若くて自分が齢をとっているせいだと気付く』
『少しでも若く見せたいとウィッグを使ったら、薬の副作用かと心配された』
『主人の滑舌が悪く、言うと傷つくかなぁと遠慮していると、主人のほうから私の滑舌が悪いと言われてしまった』
『散歩の途中、公園のベンチで休んでいたら、パトカーが来て、警察官に名前や住所等しつこく聞かれた。どうやら徘徊老人として通報されていたようだ』
『昔は車で遠出すると子どもたちに「トイレは?」と聞いていたが、今は運転する子どもから「トイレはっ?」と強めの口調で聞かれて悲しい』
『イケメンの歯科医が、私を見つめているのでドキドキしていたら、「たくさん歯が残っていますね~」だって』
『コーヒーショップで店員さんがS・M・Lのカップを並べて「どの大きさにしますか?」と聞いてくれた。親切はありがたいが、若い人からはどう見えるのかと、ちょっと落ち込んだ』
『半世紀前に音大を卒業。最近、ピアノ練習をしていたら、娘から「ボケ防止にいいね!」と言われた。学び直しと言ってほしい』
『地下鉄に乗ったら、ハンチングを被ったおじさんに肩を叩かれた。無視して奥に向かうと、声までかけてきた。振り返って睨みつけたら、夫だった』
『のちのち家族に読まれることを意識して、日記には自慢話が多くなった』
『病院で完全に幼児扱い。「また来週おいで」だって。こういう言葉が老人の気分にさせるのです!』
『夫(73歳)にもの忘れを指摘したら「オレが悪いのか」と逆ギレ。夫も悲しい老いるショックなのだと知る』
『脳のMRIを撮ったら異常なし。「良かった、若年性認知症かと心配で!」とドクターに言ったら「あなたの年齢ではもう若年性とは言いません」と返された』
『101歳になる父から、『もっと若い人に世話をしてほしい』と言われた。68歳の妹と70歳の私ではご不満の様子』
『十数年ぶりにママ友の集まりがあった。みんなババ友に激変していた』
『ティッシュ配りのお兄さん、前を歩く子連れママはスルーして、私には笑顔で手渡し。あら特別?と嬉しくなったが、中に認知症保険の広告が入っていた』
『自粛期間中に美容院へ行かなかったら、3歳の息子から『ママ、じーちゃんと同じ頭の色』と言われた。自分の白髪の本当の量を認識してショック』
『ゆっくり、大き目の声で話されていることに気がついた』
『コロナ自粛で流行っているという「リモート飲み」を開いたが、飲んでからの我慢が効かず、ほぼ全員がすぐに熟睡。それぞれのお宅から「こんなとこで寝ないでよ!」と非難の声がパソコンを通して聞こえた』
『普通のペースで歩いているのに、連れから「大丈夫ですか?」と言われた』
『孫の運動会、入場門で手をつなぎ、がんばろうネと話しかけたらよその子だった』
『コンビニのレジに並んでいたら、3歳ぐらいの男の子が私の顔をジロジロ見てくる。 「こんにちは」と声をかけたら「入れ歯?」と聞かれた』
『近所の郵便局で初ATM。係の方がつきっきりで教えてくれて感動した帰り道、オレオレ詐欺にひっかかりそうなお婆さんに見えたんだ!と納得』
『何にでも話しかける。生きた猫に話しかけるのは若い頃からですが、最近は置物の猫は当たり前、スーパーの野菜にまで話しかける自分に驚愕した』
『近所の飼い猫を撫でようとすると、いつもつれなくサッと逃げられる。若い女性には大人しく撫でられているくせに』
『愛犬を迎えに来た飼い主さん、「ほら、おばちゃんありがとうって言うのよ」と抱っこしながらのたまった。動物にまで中年扱いさせないで!』
『サッカーチームのメンバー達から誕生日に送られてきたユニフォームの番号が「60」。還暦だからだそうだ』
『昔は「子ども何人?」、その後は「孫は何人?」がお決まりだった同窓会。今は「薬は何種類?」と聞かれる』
『足元のおぼつかないおじいさんに電車で席を譲ろうとしたら「いいよ、あんたと同じくらいだ」と言われた』
『「コロナで唯一良かったのって、部長がマスクしてることだよね」「そうそう、助かる~」と部下の女性の会話を立ち聞きしてしまった。私の口臭はパワハラか!』
『「猫を飼いたいなーと妻に言ったら、「この頃の猫は14、15年生きるのよ。競争するの?」と返された』
『ジュエリーなどのセールストークの「これは一生モノですよ!」にさほどの価値を感じなくなった』
『夜遅くに帰宅して、そおっと寝室に入ったのに、妻や娘がパッと目を覚ますことがある。「おじさん臭いから下で寝て」と言ってまた寝る』
『趣味がなくて寂しいと息子に話したら、昼寝があるじゃないと言われた』
『中一の孫から「おばあちゃん、ひふみん(棋士の加藤一二三さん)に似てる」と言われてムッ。大人気ないと思ったが、もう小遣いあげないよと言ったら、ごめんと謝られた』
『「独り暮らしの婆ちゃん見守り隊」が訪ねて来てくれた。「母は亡くなりました」と言ったら、わたしが見守りたい当人だった』
『会社の机の上にビニールの円筒ボックスに入った爪楊枝セットを置いていたら、20代の部下に「爪楊枝、常備なんですね!」と驚かれた』
『耳が遠くなり、息子夫婦との会話がよく聞き取れないこともしばしば。とりあえずニコニコ頷いておくことにしているが、二人が困惑している顔をよく見ることがある。自分の悪口は良く聞こえるのだけど』
『この25年ぐらい、毎年年末に地元の中学時代の友達と忘年会をしてきました。多い時には10人くらいで、毎年、別れ際に冗談で「来年も誰も脱落しないように(笑)」なんて言っていたのですが、この3年間で3人が亡くなり、シャレにならなくなってきました…』
『電車で座ったら隣の若い男性に「ババァの隣かよ」と言われた。慰めてほしくて息子に話したら「俺もババァの隣には座りたくない」と言われた』